少し前にアップした『「すべき」に含まれるもの』という記事を
覚えているあなたも
覚えていないあなたも
こんにちは。
餃子と一緒に「ご飯にかけるギョーザ」を食べている自分に気づいて自分がわからなくなり杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回は、少し前にアップした、
「すべき」に含まれるもの
という記事の「続き」をいきたいと思います。
エッ、「そんな記事読んでない」ですって?
おっとっと、そうなると、今回の記事の内容がわからなくなってしまうので、読んでいない方は、まずは以下の記事を読んでくださいねー。
(その記事はコチラからどうぞ)
で、私、上記の記事の中で、大学進学を目指している、以下、それぞれの気持ちです。
Aさん
「ずっと海外の大学に留学する日を夢見ていた。ようやくその日がくる。アメリカで○○の勉強するぞ!」
Bさん
「別に大学に興味はないけど、就職のこと考えると、なるべく良い大学の良い学部に入っておかないと」
Cさん
「一流大学行けない自分なんて許せない!受かって、みんなからスゴイって言われたいし、そうなれなかったら、自分が恥ずかしい」
という3人を例にして、
「○○すべき」でやる行動が多い人って、なにかモノゴトをする時、
「自分のカラダが求めること」より、
・(Bさんのように)うまくいくこと
・(Cさんのように)人からの評価を得ること
のどちらか、または両方を重視する傾向がある、
って話をしたと思うんですね。
あ、もちろん、そういうふうに
なにかモノゴトをする時、「自分のカラダが求めること」より、
・うまくいくこと
・人からの評価を得ること
を重視するってことが、悪いわけじゃないですよ。
ここで例にあげた「大学進学」なんてことは、いろいろ考えて判断しないとけない場面ですよね。
でも、日常のさまざまな場面で、あまりにも、
・うまくいくこと
・人からの評価を得ること
ばかり重視をしている方って、自分が純粋にやりたいことやっているわけじゃないから、
「自分のやっていることが、やりたいか、やりたくないか、わからない」
「自分が何がしたいかわからない」
みたいなことが起きやすくなるわけですよ。
「自分の人生に疑問を持つ」というか。
で、そういう方が、「何がしたいかわからない」と検索しちゃって、このブログにたどり着くわけですけど、
このブログを読むと、みなさん、
「自分は今まで「自分がやりたいかどうか」を無視して、「うまくいくこと」ばかり選んできたんじゃないか?」
「言われてみれば、自分は、人から評価を得るためだけに生きてきた気がする」
なんてことに気づくみたいなんですね。
ただ、やっかいなのは、そういう、「自分のカラダが求めること」より、
・うまくいくこと
・人からの評価を得ること
ばかり重視するって、「無意識に」やっていることも多いし、いざ自分がそうしていることに気づいたとしても、それをやめるのが怖かったり、罪悪感を感じたりして、自分でやめられなかったりもするんですよ。
なので、結局、私のセラピーには、そういうBさん、Cさんみたいな方が来られるわけですけど、そういう方たちとお話していると、いろいろ傾向が見えてくることがあって、
Bさんのように、「うまくいくこと」を重視する方って、
子供の頃から、「良い子」として育って、盗んだバイクで走れない方だったり、
過保護、指示的な親に育てられて、「失敗したら、自分は終わりだ」みたいに思っている方だったり、
なんてことが多いですし、
Cさんみたいに、「人からの評価」を重視する方は、子供の頃、親から優秀であることを求められていた方だったり、
親から、「自分の存在」が認められてない気がしてた方だったり、
なんてことが多いんですね。
で、そこから何が見えてくるかと言うと、
人は、親が認めてくれなかった自分がキライ
ってことなんです。
たとえば、子供の頃、親から、テストの成績について、
「なんで95点なんだ!どうして100点取れないんだ!」
みたいに、
できたことは全く褒められず、いつも怒られていた方とかって、
(↑こういうお話はよくお聴きする)
テストが100点でないだけで、人としてはダメなわけではないのに、
「できない自分は、人としてダメなんだ!」
みたいに思ってしまって、「本人自身が」、できない自分を嫌悪するようになるんですね。
そういうのが、
人は、親が認めてくれなかった自分がキライ
ってことなんです。
あ、でも、この「テストの成績を褒められない」なんてのはわかりやすい例で、親からハッキリ言葉で、「できない自分を怒られた」ということがなくても、
「親が、できない自分を認めてくれないような雰囲気を出していた」
(親が本当にそう思っていたかは別にして)
ってことでも、子供は、
「できない自分は、人としてダメなんだ!」
みたいに思ってしまうことがあるんですね。
ということで、多くの悩んでいる人は、
「親が認めてくれなかった自分にならないように必死で生きている」
んですよ。
で、そういう親が認めてくれなかった自分にならないために、「自分のカラダが求めること」を優先せず、
・うまくいくこと
・人からの評価を得ること
ばかり重視するってことをしたりするんですね。
あ、そのヘンの話は、以下の記事にもありますので、もっと詳しく知りたい方はどうぞ。
あ、ということで、ここまでの記事を読んで、
「あぁ、そうか。自分が嫌ってる自分は、親が認めてくれなかった部分なだけで、別に自分がダメだと思っているわけじゃないんだ。
だったらもう自分を否定する必要ないな」
なんて腑に落ちた方はいいんですけど、
そうでない方は、んー、専門家の力を借りてもいいと思うんだよなぁ。
というのは、「自分を受け入れる」ってことができていないと、いろいろな意味で「人生の効率が悪くなる」んですよ。
たとえば、前にアップした、
という記事の中でも、
「なんか物足りない」って感じる時は、「自分が興味のある人に会う、場所に行く」ってことをするとイイですよ、
って話をしたと思うんですけど、
BさんやCさんみたいな方って、そういう行動をしたとしても、
「自分のカラダが求めること」をせず、
・うまくいくこと
・人からの評価を得ること
のほうを無意識にしようとしちゃうから、「自分に合うものにも出会いづらくなる」んですよね。
結果、「なんか物足りない」からも抜け出しづらいというか。
なので、「自分を受け入れていない」って、いろいろな意味で「人生の効率が悪い」んですよ。
だから、私は、「やりたいこと探し」をして迷走している方とかって、
「探す」ことよりも、まずは「自分を受け入れる」って課題を先に取り組んだほうがイイと思うんだよなぁ。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!