未経験の仕事を
したいと思っているあなたも
したいと思っていないあなたも
こんにちは。
「魔法の○○」という名前の店で○○を食べたらトイレに駆け込む回数が急増し、ヘンな魔法にかかったと思い杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、このブログの読者のみなさんはご存知の方も多いかと思いますが、私、心理セラピストとして活動する以前は転職しまくっていたんですよね。
しかも転職活動しても長い間仕事が決まらないことが多くて、一番長かった時は、1年4ヶ月も仕事が決まらなかったことがあったんですよ。
で、先日フと、
「ん?なんで自分はいつもそんなに長い間仕事が決まらなかったのかな?」
って考えてみたんですね。
で、思ったのは、
「自分が受からない会社を受けていたのに、それが認められなかった」
ってことがまず言えるんじゃないかって。
これどういうことかというと、昔の私の転職するプロセスって、たいてい、
①「ここなら入りたい」と思っていた会社がダメで
↓
② 「ここなら入れるかな?」と思う会社もダメで
↓
③ ハードルを下げて次々に会社を受けるけど、「ここもダメだ、ここもダメだ」みたいになって
↓
④ 最後は「自分がこんな会社に入ることになるとは・・・」みたいな、行きたくもない会社に入らざるを得なくなる
って感じだったんですよ。(笑)
なので昔の私は、身の程知らずというか、自分の商品価値がわかってないというか、自分のことを「ダメだ。ダメだ」と言いつつも、心の奥では自分を過大評価してたんでしょうね。
もし私が最初からもう少し自分の商品価値がわかっていたら、1年4ヶ月も仕事が決まらないなんてことはなかったと思うんです。
なので、いつも長い間仕事が決まらなかった理由として、「自分が受からない会社を受けていたのに、それが認められなかった」ってことはまず言えるのかなと。
それからもう1つ、私が長い間仕事が決まらなかった理由として言えるのは、
「未経験の仕事を受ける時のスタンスが甘かった」
ってこともあったんじゃないかって。
これどういうことかというと、私、いろいろ仕事を辞め続けてきましたから「あの業界もダメ、この業界もダメ」ってなって、結果的に「未経験の仕事」を受けることが多かったんですね。
で「未経験の仕事」を受ける時って、こういう3つのスタンスがあると思うんです。
その仕事をさせてもらえるかわからない段階から準備している人
その仕事が決まったらガンバるけど、仕事が決まる前は準備しない人
未経験の仕事でも特別な準備や努力をするつもりのない人
で、私、転職活動する時、いつもだったんですよ。「経験ないですけど、御社でその仕事をさせてもらえることになったらガンバリます!」みたいなスタンス。
でも採用する側から見たら、経験者を差し置いて未経験者を採用するんだったら、それなりの理由が必要なわけで、やっぱりのような人材が欲しいわけですよね。私のスタンスよりも、もう1段上の人。
あ、そういえば、私の友人で未経験だけど「コピーライターになりたい!」と思ってた人(当時28歳)がいたんですけど、
彼は地元の秋田で営業として働いていて、その生活を捨てて東京に出て来てバイトしながら有名なコピーライターの養成講座に通って、その講座の中で何度もコピーの優秀賞を取ったけど、いざ自分の作ったコピー携えて就職活動してみると、47社落とされたんだそうですよ。
でも彼は48社目にコピーライターとして採用され、その会社に入社後、1年間は自発的に会社に始発で行って終電で帰る生活をして異例の出世をし、2年後に転職して年収を倍にしたんですよね。
この彼なんかも、まさに、
その仕事をさせてもらえるかわからない段階から準備している人
ですよね。コピーライターになれるかどうかなんてわからないのに準備してる。それでコピーライター経験者との転職での競争に勝っている。
それから前に美術作家の大槻香奈さんとお話させていただいたことがあったんですけど、その時、大槻さんも、
「本の装画の仕事をしたいなと思ってポートフォリオを作ってずっと準備していた。そしたら本当に本の装画の仕事がきた」
って言われていたことがありましたっけ。転職とは違うけどそういうもまさに ですよね。彼女はなるべくして、その仕事をするようになったんだなって。
でも考えてみれば私も心理セラピストとしてやっていこうと思った時って、「その仕事をさせてもらえるかわからない段階」なのに、燃えるように準備していたよなぁ。ああいう感じを未経験の仕事を受ける時、持ってないといけなかったんだなぁ。
あ、でもこの「未経験の仕事」を受ける時って、3つのスタンス、
その仕事をさせてもらえるかわからない段階から準備している人
その仕事が決まったらガンバるけど、仕事が決まる前は準備しない人
未経験の仕事でも特別な準備や努力をするつもりのない人
って言われてみれば、がいいに決まってるじゃないですか。言うまでもなく。
でも昔の私はアタマではそういうことわかってたけど、どこか見ないふりしてたというか、ココロの奥で、
「このスタンスで受けてもどこかの会社は受かるでしょ」
「自分は仕事始めればガンバる真面目な人間だからいいでしょ?」
「今のままの私を評価して、それであなたの会社に入れてよ」
みたいなこと思ってんじゃないかなぁ。いやぁ、ホント甘い人間だったなぁ。
さ、ということで今回は、私が長い間仕事が決まらなかった理由についてお話してきましたけど、
もしかしてこのブログを読んでいる「転職活動するといつも長い間就職が決まらない」っていう方の中にも、私と同じように、
「自分が受からない会社を受けていたのに、それが認められない」
ってことが起きていませんか?
それから、もしかして「未経験の仕事」をしたいと思っていて、
その仕事が決まったらガンバるけど、仕事が決まる前は準備しない
ぐらいのスタンスで会社を受けに行ってるのに、
「どこか受かるだろ」くらいに思っていませんか?
てな話でしたとさ。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!