隣で話している人たちの会話が
気になっちゃうあなたも
あまり気にならないあなたも
こんにちは。
バナナが腐るのに気付くのが遅杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、人によって「視覚」、「聴覚」、「体感覚」のうち、どこを使って情報を取るが得意かって、あるらしいんですよ。
みなさんは、ご自分がどこから情報を取るのが得意だと思いますか?
一般には「視覚」から情報を取るのが得意な人が多いそうですけど、私の場合は、「聴覚」なんですね。
なので、カフェとかで、周りの人たちの会話、かなり拾っちゃうんですよ。
で、先日、ランチを食べていたら、隣の女性グループの話している会話が耳に入ってきてしまったんですけど、聞こえてきた言葉は、
「もうちょっと気を利かせてくれてもいいのに・・・」
「前は~だったのに・・・」
ほとんど全ての会話が、相手や現状への不満なんですよね。
自分がいかにツイていないか、軽んじられているかという話ばかりだったんです。
人が集まると、こういう話ばかりしている人って、けっこういますよね。
でもたしかにこういう話を人にすればスッキリするというのはあるかもしれないけど、いつもこういう話ばかりしている人って、やっぱり最終的には損していると思うんですよ。
というのは自分の意識の向く方向が、「不満」の方にばかり向いてしまうから。
ふだんから「不満」ばかりが目につきやすくなってしまう。
あっ、そうそう、この前、ディズニーランドに行ったんですけど、ディズニーランドに行くのは何十年かぶりだったのに、昔行った時のイメージが残っているんですよ。
私の中のディズニーランドって、スゴいカラフルで、明るい音楽が流れて、園内のみんなが目をキラキラさせて、全員笑っているような、そんな夢のようなイメージだったんです。
でも面白かったのは、今、オトナになって冷静にディズニーランドを見たら、けっこうつまらなそうにしている人もいるんですよね(笑)。
その日は途中から大雨が降ってきたせいもあるんですけど、雨の中、辛そうにアトラクションに並んでいる人がいたり、地面にへたり込んでいる家族がいたり、
私の感覚では、3分の1くらいの人は、楽しそうというより、疲れ切っているように見えたんです。
そんなことに気づいたら、ヘンなイタズラ心が出てきて)、園内にいる つまらなそうにしている人に私が片っ端から「意識」を向けてみたんですね(笑)。
すると、いるわいるわ(笑)。
中にはケンカしているカップルがいたり、家族で来ているのに気まずいご夫婦がいたり、そんなのがドンドン目につきだしちゃったんですよ。
ちょっと「意識」を向ける方向を変えるだけで、さっきまでミッキーや、シンデレラ城に気をとられて見えなかったものが急に見えてきちゃうんですよね。
いやぁ、夢の国にも、あんなに気まずい人たちがいるとは思わなかった。
で、思うことなんですけど、「物事は、良いことばかりでもないけど、悪いことばかりでもない」って、夢の国であるディズニーランドでさえもやはり例外じゃないとうこと。
ということはですよ、ちょっと極端なこと言ってみようと思うんですけど、
いつも相手や現状への不満ばかり言っている人って、
「ディズニーランドの中にいるのに、気まずい人をガン見している」
そんな状態の人と同じだと思うんですよ。
ちょっと他を見渡してみたら、
楽しそうなアトラクションがあるのに・・・
パレードの花火キレイなのに・・・
ミッキーやドナルドがプリプリ歩いているのに・・・
気まずい人の方に意識が向いて、楽しいものぜんぜん目についてない。
ミッキーがいるというのも、気まずい人がいるというのも、どちらも本当のディズニーランド。それが現実。
「そのどちらを見るか」だけが、自分が選べるんですよね。
でも、いつも不満ばかり言っている人だって、こう反撃してくるかもしれません。
「ディズニーランドに行ってまで、わざわざ気まずい人なんか見ないよ!」
あらあら、実は私たちって、ディズニーランドよりずっと大きくて面白い、「人生」というテーマパークに普段からいるんですよ(笑)。
あなたはそんな「人生」というテーマパークで気まずい物事や人をガン見していませんか?
ディズニーランドに行って、開園と同時にトイレに行って、トイレの使い方が悪い人に文句を言いながら、閉園までトイレに留まる。そんな人生をおくっていないだろうか。現実のどこに意識は向けるかは、あなたの自由。
— 杉田隆史 - 心理セラピスト(悩んでいない人の悩み相談) (@takashisugita) August 21, 2019
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!