「仕事を辞めたいか、辞めたくないか、わからない」
と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
杉田隆史様
今日はお茶会でとても有意義な時間が過ごせました。
ありがとうございました。
長文ですが読んでいただけたら嬉しいです。
先日カウンセリングでもお世話になりまして、あれから人生が(というとおおげさに聞こえるかもしれませんが)とにかく毎日が楽しいです。
自分の好きなものがうっすらとですが分かって、それを叶えていくと(例えばスイーツのお店へ行くとか、食べたいものを食卓へ並べるとかです)気持ちがルンルンとするのです。
体も軽く、次はこれをしようとフットワークも軽くなります。
今までは「~しなければならない」という呪縛にとらわれていたみたいで、解放された感じがあります。
私はお花を教えていたのですが、お金で見ると合わないというかむしろかなりのマイナスで、準備に当てる時間を捻出するのも大変でした。
ただもし私に情熱があれば、きっと気にならなかったと思います。
それまでしても何か花を通して伝えたいことがあるのなら、きっと続けることを選んでいたと思います。
今はお花を自分の好きな時間、好きな分量で学んでいます。
私は昔からなぜか習い事を多くしていまして(普通のサラリーマン家族です) ピアノ、お茶、日本舞踊にご縁がありました。
実力はどれも中途半端で、日本舞踊は師範の資格を持っていますがお花と同様、情熱はそこまでありません。
でも杉田さんのカウンセリングを受けて、自分を大切にする、自分に湧き上がる感情を大切にする、ということを続けていけば、年齢的には遅いですが、どれかで情熱が出てくるかもしれないと思っています。
お花には「あ、こんな風に活けることができるんだ」「こんな美があるんだ」というささやかな感動や発見があります。
無造作に紙にくるまれた花が自分の手によって生かされそれぞれが引き立てあう、なんか理想のすてきな平和な感じが空間に出来上がります。
また花には四季があるので一期一会だったりします。
なんていうか、高校での求められるお花はインスタントな印象を受けました。
手っ取り早く色んな活け方を生徒を飽きさせないように見せてほしい、という感じです。
でも私の好きなスタイルは、じっくりと同じことを繰り返し行って、その中で美を見つけていく、一見するとつまらないスタイルです。
うまく表現できないのですが、すぐにはきれいに活けられないのです。
何度も型をトライして手直しを受けて洗練されていく、という教え方です。
色んな形をやみくもにやるのでは生徒さんには何一つ身につかないからいいのかなと思いました。
日本舞踊もピアノもお茶も、どれもですがコツコツ練習することが大切です。
そして繰り返ししていくうちにその人らしさが出てきます。
今までは修行のようにとらえていて、お稽古が苦しかったです。
またお稽古に伴う人間関係も悩みとするところでした。
でもこれからは楽しくお稽古できそうです。
そしていつか情熱をもって私も誰かに学んだことを伝えることができたらいいなと思っています。
まずは自分の好きと思う気持ちを大切に毎日を生きていこうと思います。
教える日が来ても来なくても、後悔がないように、大切な時間を大切に使っていきたいです。
カウンセリングを思い切って受けてよかったです。
またお茶会におじゃまするかもしれないですがその時はよろしくおねがいします。
本当にありがとうございました。
自分の気持にOKを出せた方の喜びと、たどたどしくも一歩一歩進んでいく感じが伝わってきます。
「したい」と「すべき」の区別がついていない方って、意外といらっしゃるんですね。でもそうなると、自分のことがわからなくなるんですよ。
(その辺の詳しい話はコチラからどうぞ)
そんな「したい」と「すべき」の区別がついていない方って、「したい」と「すべき」が違うことに気づいた時、すぐに「そうか!」ってなる方もいらっしゃれば、
アタマでその違いはわかっても、なかなか腑に落ちなかったり、自分の「したい」という感覚がわかっても、それになかなかOK出せなかったりする方もいらっしゃるんですよね。
セラピーでは、そういうなかなか腑に落ちない方をサポートしているわけですが、自分の「したい」という感覚にOK出せるようになると、人生倍返しで本当に楽しいんですよ。(私もそうでした!)
そういう方が増えるといいなと思って、いつもセラピーをしています。
⬇個人セッション(心理セラピー)のご案内&お申込みは、コチラからどうぞ⬇