「安心感がない」という悩み

個人セッション(心理セラピー)体験者の声

「安心感がない」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田さま

夜分に失礼します。
△日にカウンセリングを受けました○○です。
先日は、どうもありがとうございました。

杉田さんのブログを少し前から拝見していて、
この人のカウンセリングやったら
絶対治っちゃいそうだなぁ~やだなぁ~と思っていたので、
受けられてよかったです笑。

なんかおかしな話ですが、
自分の感情に本当に向き合うのが怖くて
心の準備ができるまでは、
たんなる対話をするだけのカウンセリングばかりいってました。

そういうところだと、自分の問題の整理はしていけるんですが、
感情的な進歩はなにもないので、その整理した情報をもとに
ちょっとずつひとりで自分の心に向き合うことをずっとしていました。

だから、杉田さんに「今まで相当やってきた人ですね~」と言われたのが、
七年くらいの試行錯誤をほめてもらえたようですごくうれしかったです。

そして、残っていたなにかを吐き出したあとは、
心も体も軽くなって、楽しくなっていました。
終わったあとに食べたごはんもおいしかったです。

悩みは尽きないですが、
それはなにかの身代わりの悩みというより
たぶん等身大の自分の悩みなんだと思います。笑

そういうことも、自分を信じて少しずつやっていけるような気がしました。
自分の人生の舵取りを自分でやっていきたいです。
ありがとうございました。

 

> だから、杉田さんに「今まで相当やってきた人ですね~」と言われたのが、
> 七年くらいの試行錯誤をほめてもらえたようですごくうれしかったです。

セラピーでお話させていただくと、

そのクライアントさん自身が、このセラピーにたどり着く前までに、どれだけ自分で悩みを克服しようとしてきたか、というのが、よくわかります。

中には、私が、

「そんなひどい状態から、自分だけでよくここまでなりましたね!」

と感動してしまう方もいらっしゃいます。

(↑自分で考えて行動できる、知的なタイプの方が多いです)

そういう方は、セラピーで、「自分だけではもう限界なので、セラピーを受けにきました」みたいなことを言われるのですが、

そうやって自分で試行錯誤してきた方の変化は、とても早いです。

「受け身」じゃないからなんですね。

もちろん、この話は、「セラピーを受ける前に自分であれこれ試行錯誤しなといけない」という話ではありません。

セラピーに来られる方は、そもそも、「自分が何に悩んでいるかわからない」という方もたくさんいらっしゃいますので、

そういう方にとっては、「悩みがわからないから、手を打ちようがない」と思うんですね。

ただ、バランスのとれた大人になるには、

自分でできることは、自分でして(自立)、
自分でできないことは、人に助けを求められる(依存)、

その両方をできる必要があるわけですから、

「自分でできること/自分でできないこと」を見極めて、それぞれの方の適切なタイミングでセラピーにいらしていただけたらと、私は思っています。

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