「人に気を使って疲れてしまう」
と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
杉田隆史様
こんばんは。
昨日の日曜に個人セラピーをしていただいた○○です。
その節はありがとうございました。母への怒りがでてきて、びっくりでした。
父への怒りは意識化できていたので反抗期の時にぷりぷり怒って発散してたのですが
まさか、母にあんなに怒ってたなんて気づきもしなかったです。ちゃんと怒れて良かったね、嫌だったんだよね、
と小さい自分に言ってあげたいと思います。セラピーの後、東京観光を満喫しました。
そして、「遊んでま~す」とそれをFacebookに投稿しました。
そしたら、なんだか清々しい気持ちになりました。いつもなら、やることやらずに怠けている、遊びほうけている自分がばれやしなかと
どこか罪悪感を感じて、全力で楽しんでなかったです。
我慢が当たり前になってました。その背景に、セラピーで仰っていただいたことがあったのだなぁと。
だいぶましになったと思ってましたが、まだまだあったんだなーと。でも、母への怒りがだせたことは、私にとって大きな一歩です。
これからも色んな自分を感じていきたいと思います。しかし、脇の下を掻いた動きが、新聞紙を叩く行為になるとは。
杉田さんの観察力は素晴らしいですね。後日談ですが
母への怒りをだせた後
その下にあった様々な感情も感じとることができるようになりました。今日仕事でミスをしたのですが
反射的に胃がずしーんと重く感じました。「どうして?」と聴くと
「怒られる!」という恐怖心が湧いてきました。
子供の頃、父が怒らすことを極度に恐れていた自分を思い出しました。いままでも感じていたと思うのですが
その不快な感覚を感じない様にしていた自分にも気がつきました。しばらく感じるままにしていたら
30分くらいで治まりました。多分全く消え去る事はないと思いますが
大人になったいまは
「ああ、怖かったんだねー、大丈夫だよー、一緒に謝ろうねー」と
子供の自分(感情)を安心させることができて
一歩づつではありますが成長していけると思います。ではでは、またお会いできるのを楽しみにしてます。
ありがとうございました!
> 母への怒りがでてきて、びっくりでした。
> 父への怒りは意識化できていたので
> 反抗期の時にぷりぷり怒って発散してたのですが
> まさか、母にあんなに怒ってたなんて気づきもしなかったです。
人は、自分でも気づかないうちに、心に荷物を抱えてしまうことがあります。
でも、自分で気づいてないので、なにか違和感はあるけど、それを言葉にすることができません。
セラピーで、それが現れてくるのが、「体の動き」です。
ある人は、手を重ねたり、指を掴んだり、
ある人は、喉を押さえたり、
ある人は、下唇をかんだり、
そうやって、「体の動き」が変化した時、
「その動きが、言葉をしゃべるとすると、なんと言っていますか?」とお聞きすることがあります。
するとクライアントさんから、思いもよらぬ言葉が出てくることがあるんです。
セラピーでは、そうやって、気づかないうちに抱えてしまった「心の荷物」を降ろしていくサポートをします。