「会社を辞めたいけど、次に何がしたいかわからない」という悩み

個人セッション(心理セラピー)体験者の声

「会社を辞めたいけど、次に何がしたいかわからない」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田隆史様

お世話になっております。
先日、2時間のセラピーをして頂きました、○○と申します。
改めまして、先日は誠にありがとうございました。

初めての心理セラピーでしたが、とてもリラックスしてお話することができました。

また、「諦める力」は電子書籍で購入し、さっそく、もうあと数ページで拝読し終わるところです(笑)
本当に面白い本ですね。

読んでいて、何カ所もマーカーを引きたくなるような本でした。
特に、

「人生は暇つぶしだと思ってから、急に自分が軽くなって、新しい事をどんどん始められるようになった。たかが人生、踊らなにゃそんそん」

という言葉がとても気に入りました(笑)

為末さんも本の中でおっしゃっていますが、
「メダルを取りたいから400メートルにした」を例に挙げているように
手段が変化しても、目的が変わらなければいいのではないか、
といった部分が、とても印象に残りました。

私はそもそも今までの人生の中で、目的が明確ではなかったのかもしれません。

杉田さんの心理セラピーを通して、やはり自分は人との繋がりを大事にしていることに気付きました。

恐らく、会社の制度やスケジュール、人間関係など多々不満はありますが(苦笑)
何より、自分の満たされる感(?)が欠乏しているのではないか、と考えました。

なんというか…「自分でなきゃできない」「信頼されている」「貢献できている」といった感情が、様々な要因によって現状では満たされていない部分があるのかもしれません。

やはり、私も話していて、誰かの役に立ちたいんだなと感じました。
そして、それは特に困っている人に対して。

セラピーの中では、様々なお話を聞くことができて
また実際に自分の頭で考え、口にすることで改めて自分の内心があらわになった気がしました。

結局、会社を辞める人も、辞めたくても辞めない人も
自分自身の中でどちらがいいのか取捨選択して決めたことなんですよね。

やりたいことが分からないと言っていた私も、やはりすぐ職業には結びつきませんが、諦めずに行動していきたいと思います。

そして、今回のセラピーの中で
「誰かの役に立ちたい」という気持ちが大きいことは本当に実感しました。
この気持ちを大切にし、日々の生活を新たに送りたいと思います。

この度は、誠にありがとうございました。
杉田さんの人柄、気さくな雰囲気はとても話しやすかったです。

また、何かありましたら参加させていただきます!
今後とも、よろしくお願いいたします。

 

「質問」って、面白いなと思うのは、質問に答える時、クライアントさんが、

何度も同じ話を繰り返したり、
忘れていたことを急に思い出して話はじめたり、
声が少し大きくなったり、
顔が赤くなったり、
遠くを見だしたり、
突然姿勢が変わったり、

話す内容だけでなく、非言語の部分も、いろいろな反応や変化があるんですね。

でもそういうことに、ほとんどの方は無自覚なわけです。

なので、セラピストは、そういう反応を見た時、その部分の話を広げたり、

「今、姿勢が変わりました。○○さんの中に何が起きましたか?」みたいに、その反応を伝えたりします。

そうすると、思わぬことを語りだすことがあるんですね。

自分ではわからないけど、他人が見たらわかる。

セラピーでは、そんなふうに質問と観察を使って、クライアントさんの気づきを促していきます。

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