「感覚」を感じることが大切な理由

ココロのコラム(雑記)

自分の内側にある「感覚」を感じるのが

得意なあなたも
得意じゃないあなたも

こんにちは。

納豆を食べた茶碗を水につけなくて注意され杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、今回の記事は、

「感覚を感じることは大切ですよ」

ってことを、「これでもか!」ってくらいお話したいと思います。(笑)

なぜなら、「感覚を感じる」ってことが大切だということは、今までもブログの中で何度もお話してきたと思うんですけど、いまいち順序立てて、説明できてなかった気がするんですよね。

なので、今回の記事は、今までの過去記事をまとめつつ、

「感覚」を感じるのことが大切な理由

についてお話したいなと思います。

 

「感覚」とは何か?

あ、まずは、「感覚」って言われてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんので、「感覚とは何か?」って話からいきたいと思うんですけど、

「朝、ギュウギュウ詰めの満員電車に乗って会社に行く」

っていう状況をイメージしてみてくださいね。

そういう時、その電車に乗る人の気持ちを想像してみましょう。

おそらくですが、その人は、

1 「こんな混んでいる電車に乗りたくない」
2 「会社に行くにはこの電車に乗らないと」

という2つの気持ちがあるのではないでしょうか。

そして、この2つの気持ちをもう少し細かく見ていくと、
1  と 2  は、「言葉の出どころ」が違うんです。

 

1 「こんな混んでいる電車に乗りたくない」

これは、カラダが発している言葉です。
つまり、「感覚」。

カラダというのは、「快不快」を判断していますから、人が、
「○○をしたい/したくない」
「○○がスキ/キライ」
という言葉を口にする時、それはカラダが発している言葉だということです。

 

2 「会社に行くにはこの電車に乗らないと」

これは、アタマが発している言葉です。
つまり、「思考」。

アタマというのは、「損得」を判断していますから、「会社に行くにはこの電車に乗らないと」というのは、
「(たとえ自分のカラダの感覚に反していても)人生をうまくいかせるには、やらないといけない」
と考えているわけです。

このように自分の気持ちを、
「○○をすべき/すべきじゃない」
「○○をやったほうが良い/やらないほうが良い」
と表現してピッタリくる時は、それはアタマが発している言葉だということです。

 

人は、自分の気持ちを話す時、この 1「感覚」 と 2「思考」 をごちゃまぜにして話してしまいますし、

1「電車に乗りたくない」
2 「電車に乗らないと」

のように相反する気持ちが同時にあったりもしますから、

自分のことがわからなくなってしまう人も出てくるんですけど、

こうやって、「カラダ or アタマのどちらが話しているのか?」って分けてみると、だいぶ自分の気持ちを整理できるんですよ。

あ、ということで、「感覚」とは、1 のことを指します。

まずは、ここまで大丈夫でしょうか?

 

感覚は、自分の進む方向を教えてくれる

はい、それでは次に質問です。

1「感覚」と 2 「思考」、どちらが本当の自分だと思いますか?」

答えは・・・

「どちらも本当の自分」です。(笑)

人を状況によって、

1「感覚」 が言っていることを優先することもあるし、
2 「思考」 が言っていることを優先することもありますよね。

ただ、1「感覚」のほうが「より本当の自分」だと思うんですよ。

だって、「したい/したくない」とか「スキ/キライ」って気持ちって、1「感覚」のほうにあるものじゃないですか。

人は、そういう気持ちがあるからこそ、

「自分はどうしたいか」
「自分は何が心地良いのか」

ってことを判断できるわけですよね。

つまり、

「感覚というのは、自分の進む方向を教えてくれるもの」

だし、その「感覚」を丁寧に扱うということは、「自分らしい生き方をする」ってことにつながるんですよ。

ね、ここまでの話でも十分、「感覚を感じることは大切ですよ」ってことがわかるでしょ。

 

悩みから抜け出すには、「感覚」を感じて言語化すること

実は、心の悩みから抜け出す時というのも、「感覚を感じる」ってことが大切なんです。

というのは、心理カウンセリングとか、心理セラピーとかって、いろいろな技法があるんですけど、

「自分の感覚を感じて、それを言語化する」

ってことは、ほぼどの技法でもやらされるんですよ。

なぜなら、人の心が楽になる時のメカニズムって、こうなってるからなんです。

私、ありがたいことに、このブログを読んだ方から、

「気が楽になりました」
「スッキリしました」

みたいなことを言っていただけることって多いんですね。

では、「そういうふうに言ってくださる方の内側で、どういうことが起こっているのか?」ってことをお話させていただくと、

人って、

「言葉にならない感覚」
「言葉になる以前の感覚」

ってものが、「自分の内側」にあるんですね。

でも、それが言葉にされていないから、自分では、その存在がよくわからなかったりするんですよ。

で、人によっては、そのことを

「モヤモヤする」「なんかスッキリしない」っていう言葉で表現したり、
「まだ何かがある気がする」
「ここ(体の一部)に何かある」

なんて言ったりするんです。

でも、このブログって、そんなあなたの内側にある、

「言葉にならない感覚」
「言葉になる以前の感覚」

が、「ブログ上に言葉として書いてある」わけですよ。

すると、それを見たあなたは、

あなたの中の「言葉にならない感覚」 = 「ブログの言葉」がバチーンと一致して、

「そうそう、そうなんだよね!」
「あー、私はそう思ってたのか!」
「私って、そうしたかったんだ!」

とか気づくことができるんです。

人は、そうやって、自分の内側にあっても言葉にできない感覚に、「形」が与えられると、

「あー、そういうことか!」ってことになって、なんだかフワァ~と楽になったり、変化が起きたりするんですよね。

そういうのが私のブログを読んで、

「気が楽になりました」
「スッキリしました」

なんて言ってくださる方の内側で起きていることなんです。

人は、自分の内側に「ナニか」あっても、それを意識化できないと悩みますから、

私はセラピーやワークショップで、あなたの中の「言葉にならない感覚」 をバチーンと一致させるよう言葉を導き出すサポートをやってるんです。

だから、心の悩みから抜け出せるんですね。

 

要は、いろいろな心理カウンセリングとか、心理セラピーの技法の中で、

「自分の感覚を感じて、それを言語化する」

ってことをやるってことは、

それだけ「感覚の言語化」が大切だってことだし、それがうまくいないと元気になりづらいってことなんですよね。

ね、悩みから抜け出す時も、「感覚を感じる」ってことが大切でしょ。

 

「感覚」を感じるのが苦手な方もいる

以上が、「感覚を感じることは大切ですよ」って話なんですけど、

残念ながら、この「感覚を感じる」って、人によって感覚を捉えている度合いに、だいぶ個人差があって、自分の「感覚を感じる」のが苦手な方っていらっしゃるんですね。

でも、そうなると、

自分の進む方向がわからなくなっちゃうし、悩みからも抜け出しづらくなったりするしで、なんかツライわけですよ。

実際、私、このブログではおなじみの悩みである、「何がしたいかわからない」という相談を受けていると、

「あぁ、この方は、いろいろお話されているけど、結局のところ、自分の感覚をうまく感じられてないから、何がしたいかわからなくなっているんだな」

って思うことが多々あるんです。

なので、そういう方は、「こうすれば、やりたいことがわかる!」みたいな安直なコンテンツにすがらずに(笑)、

「まずは、自分の感覚をちゃんと捉えられるようになって欲しい」

って思ってるんですよ。
そうやって自分を整えることが、「遠回りのようで一番の近道」だと思うんだな。

でも、「感覚を感じる」ってことが苦手な方にとっては、「はい、では感覚を感じてください!」って言われても、戸惑うわけですよ。

「感覚を感じる」っていう感覚がわからないから。

だから、私は、そのための練習として、

悩みとうまく付き合う方法 (まずは感覚を捉える練習)

自分の心の声を聴く フォーカシング・ワークショップ(感覚を言語化する練習)

はじめての催眠ワークショップ(アタマを休ませて感覚の世界に浸る練習)

という3つのワークショップで「自分の感覚を感じるトレーニング」をやってるんです。

実際、このワークショップに期に、「感覚を感じる」ということができるようになった方もたくさんいらっしゃるんですよ。

「悩みとうまく付き合う方法」参加者の声の一覧

「自分の心の声を聴く フォーカシング・ワークショップ」参加者の声の一覧

「はじめての催眠ワークショップ」参加者の声の一覧

 

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さ、ということで、かなり長くなりましたが、最後にまとめますと

「感覚を感じることは大切ですよ」

ってことで、

その言葉をもう少し詳しく言うならば、

「感覚を感じて、その感じられた感覚を言語化する」

ってことがうまくできるようになると、

自分が何がしたいか、自分が何が心地良いか、わかってきますし、

悩みからの抜け出しやすくなるしで、

人生が変わってくるんですよね。だから大切。

でも、それが苦手な方でも、感覚を感じる練習をすれば、だんだんできるようになってきますよー

ってな話でしたとさ。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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