【ワークショップ参加者の声】「悩みとうまく付き合う方法 in 関西」(2017年10月)

悩みとうまく付き合う方法

2017年10月に開催された、

「悩みとうまく付き合う方法 in 関西」

に参加された方からいただいた感想を以下に掲載します。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田さんへ

お久しぶりです。
去年のワークショップの感想を書かなきゃ…と葛藤しながら早一年以上経ってしまいました。

まだ体験に対する結論が自分の中で出ていなかったのもあって、なかなか文章としてまとめられませんでした。

しかし、ようやくワークショップで身につけた技術の成果が最近やっと現れてきたと確信したので、改めて去年のワークショップの感想を書くことができました。

長文で、以前に送ったメールと内容が被ったり、文章がおかしくて意味不明だったりするかもしれませんが、ご容赦ください。

去年の関西で開催されたワークショップに参加して、その時に杉田さんから教わった『フォーカシング』が大変役に立っています。
実用化するにはやはり、少しずつ練習を重ねる必要がありましたが、一度理解するとなると、途端に次々と自分の中に変化が起こりました。

昨年の私と今現在の私では、ハッキリと違いがあると感じます。
それは、去年のワークショップで自分の中に大きな変化があったことを自覚したからです。

ワークショップで私は、杉田さんとアシスタントさんによる『お手本』を間近で見たとき、自分に対する無価値さに気づきました。
正確には、そう思い込み続けていた自分がいたことに気がつきました。
これは大きかったです。

無意識ではそうじゃないって抵抗していたのに、人生のどこかで身に付けてしまった『思い込み(価値観)』というものは予想以上に強固なもので、絶対自力ではどうにも出来なかったと思います。

人見知りで、とにかくその場の空気に馴染まなければ(馴染んだ振りをしなければ)ならないと必死だったので、ワークショップ当日のことは良く覚えていないのですが、参加した人たちが自分に似た空気というか雰囲気を持っていたことは何となく覚えています。
それでも緊張でいっぱいいっぱいになってましたが。

ワークショップが終わってすぐに、習ったことを忘れないようにテキスト見直しながら予習して、自主トレして、ようやくそれっぽいことが出来るようになりました。

実際に習ったこととは大分違う、かなり我流なやり方になってしまっているかも知れませんが、自分が長年『蓋をし続けていた感情』を自分で拾うことが出来るようになりました。

今まで私が私自身に行ってきた『思い込み』や『押し付け』、『決めつけ』ではなく、『理解する』ということはこんなにも、優しく、安心することなのかと、改めて体験として知りました。

はじめに杉田さんにセラピーを受けた時に知った「親への葛藤」や「夢だと思い込んでいた希望(現実逃避)」も、時間をかけて自分の声を聞いている内に、それらが何だったのか理解して受け入れていくことができました。

初セラピーが終わって、その時に乗り越えられなかったことは「時間」や「出逢い」で解決していくと言った杉田さんの言葉も、本当にその通りだったなと実感しています。

すでに自分に影響を与えてくれる人たちに出逢っていたのに、何年も接していたのに、私自身がそのことに気が付いていなかったんだな、と。

親への葛藤は、自分は彼ら彼女らにとって『一番』ではなかった。

(子として愛されていなかったのではなく)ただ単に、やはり長子や末子、跡継ぎには敵わなかった、ってだけの、ただ単にその事実を受け入れたことで、それでも私は親を愛していたこと、育て上げて貰えたことへの感謝を、嘘みたいに素直に受け入れることができました。

人生のほとんどを占めていた長年の葛藤だったので、受け入れられた時は、本当に身体ごと軽くなったのを実感しました。

ずっと病的な異性嫌いで困っていたのですが、蓋をしていた自分の感情に向き合うことで分かるようになってきたことから、ある日突然、自分の内側にへばりついていた『ヌメヌメした気持ち悪い感触のヘドロみたいな物体』が、自分の心から剥がれ落ちてどこかへ消えていくのを感じました。
真剣に異性嫌いと向き合おう、そう覚悟した瞬間の出来事でした。

それから、嘘みたいに心が軽くなって、生まれて初めて清々しい爽やかな気持ちになりました。

まるで生まれ変わったようでした。

その時はなぜ、そんな劇的な変化が起こったのか分かりませんでしたが、

後々にその理由にふと気がつきました。

ずっと異性を『怖い』と感じていたこと。
そしてそれは、小学校に入学した直後に経験した「嫌な出来事」を忘れていなかったから、でした。
これは、本当に「ふと」思い出しました。
自分が、5~6歳の、物心がついていないような時分のことを無意識に記憶していたのだということに、正直驚きました。

これらは全部、フォーカシングで自分の感情に向き合い続けた結果、起きたことだと確信しています。

ずっと蓋をしていた感情をひとつひとつ拾い上げて、見つめて理解して受け入れて、その結果、私はわりと色々なことに腹を立てて怒っていたのだな、と知って可笑しくなって、それまで大嫌いだった『自分』を、むしろ「悪くない」と感じるようになり、それから何となく、生きるのが以前よりも楽になった気がします。

もう、(自分のことが嫌いだから)別の何者かになりたい、だとか、(私は無価値だから)得意なことで認められたい(から、仕事を辞めたい)とか、そういうことを、以前よりも考えなくなりました。

今の自分で良い、充分「幸せ」だと。
やっと、そんな風に感じられるようになりました。

最近、自力でフォーカシングをするとき、初セラピーを受けた直後の『あの感覚』を感じることがありました。

個人的な事情で詳細は省きますが、あれは、自分の『固定概念』が崩れた瞬間なんですね。

自分を縛っているものだから、自力では壊せない。

だから、知識と技術を持つ専門家か、あるいは自分以外の他人にしか壊せない。
ようやくですが、杉田さんのすごさが実感できました。
すごい今さらで申し訳ないですが。(笑)

やっと書きたかったことが書けました。

書きたくてもまとまらない、分からないことが多すぎる、そのモヤモヤがやっと解消しました。

さて、書きたいことも全て書ききって、葛藤がほとんど無くなりました。
最近は「これから自分は何をすればいいのだろう?」と考えながら、日々を過ごしています。
良い意味で、以前よりも身近にハッキリと「未来」を感じています。

ここまでスッキリすることができたのは、2年前の誕生日に受けたセラピーで杉田さんと出逢えたからです。

何だかんだで、未だに年に一度くらいの頻度でお世話になっていますが、また機会があれば、お世話になることがあるかもしれませんが、その時はまた、よろしくお願いします。

今度また、関西でワークショップを開催する機会があって、都合が合ったら、その時は「催眠」に挑戦してみたいです。

紅葉真っ盛りのこの時期を過ぎれば、あっという間に寒くなりますが、お体に気をつけて、益々のご活躍を心よりお祈りします。
それではまた、お会いできる機会があれば。
長文、失礼しました。

 

いやぁ、すごいなぁ。

ワークショップを学んだ内容を使っていただいてウレシーです!

あ、私のワークショップは、地味な内容なのですが、時代が変わっても変わらない、「本当に大切なこと」をお伝えしていると思っています。

先日、ある方から、

「ワークショップを受けた当時は、わからなかったけど、元気になった今、杉田さんのあのワークショップの中に全てがあった」

なんて言ってくださる方がいて、思わずニヤリとしてしまいました。(笑)

なので、ワークショップを受けられた方、1つでも、2つでも、学んだ内容を使い倒してくださいねー!

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